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ガラスの仮面 47巻 感想。

ネット落ちっていうか、もはやネットおのぼりさん?(^^;)
しかも最近エキサイトの機能変更があったようで自動ログインを設定せず、ついにパスワード忘れちゃったよー、で、再発行です、ふう。


47巻が出てもう二ヶ月も経つんだけど、エントリーしかけたので一応ログしておこう。

ネタバレもありますが、こんな遅いわ、タワゴトと化してるわ、不快にさせたらごめんなさいってことで、そのようになりたくない方はスルーでお願いします^^;








前述の帯は大変面白い企画だったけど、問題は中身ですねー。


まず、表紙はマヤ&マス二人の好きな感じの構図だ。
ちょっとマッスーの表情が安っぽい感じがするが、文句言うほどでもない←何様ww

で、読む。

今回は、未刊行部分“待ちに待った場面・その1”(←自選)のナイトクルーズの場面ですねー。

船名が変更になっているが、設定も未刊行から新刊では一部変わっていて、未刊行では黒沼先生がマヤの演技の為、冴子女史は速水社長の恋愛成就の為、スクラム組んでクルージング・デートさせるくだりだったが、新刊では46巻末に仕掛けられた仮の婚約者・シオリンのハニートラップ(失敗に終わるが--;)から、二人が乗船することなった模様である。

きっかけはどっちでもよくて、二人のいい雰囲気もよいんですが・・・やっぱりねえ、キャラクターの行動や表情がねえ。


マヤってこんな女々しい子だっけ?


顔を赤らめているか、涙をためているかのシーンが多くて、“恋をしてる女の子なら当然”というお決まりのレッテルぽくて見てて鼻白ろむ。

まあ、キャラクターの心情が超スタンダードに表現されてると思ってスルーしようって思ったら。


この巻の一番の盛り上がり・・・という意図なんでしょうね、速水さんのセリフ、



   『完敗だ・・・!』



で、ここまで、ずーっと、ずーっと、ずーーーーーーっと、“10以上も年下の少女”とか”母さんの仇”とか”一生許さない”とかとか、引っ張りつづけたのにだよ?
船の上でふたりのやせがまん大会秘めたる恋が、いともカンタンに決壊してしまった!!!

しかも・・・



や、安いセリフ・・・・ッ!!


マヤ&マスはやっと両思いになりました、メデタシメデタシ。。。


って、これでいいのか?!


そりゃー、二人のハッピーエンドは願っていたことだし、最後にはそうなるだろうね(そうしてくれるだろうね←という強迫的な気持)って思ってたけど。

個人的にはね、ふたつのハッピーエンドが重なって大円団⇒大感動を予想してたんです、分かりきった終焉だとしてもね。
女優×ファンとしての恋と、現実的な相性の恋とのまぜまぜになったカオスがこの作品にはあって、その両方の成就があってこそカタルシスに到達するんであって、それがいっぺんに押し寄せてどうしようもない盛り上がりになるんじゃないかと思うんですけど。


<①×②之図>

              ♡
①女優・北島マヤ←------→ファン・紫のバラの真澄
 |                |
 |                |
 |<<実は・・・           |
 |                |--------恋の大連立、成立!!                      |マジで~?!実はオレも///>> |
 |                 |
 ↓            ♡    ↓
②素・北島マヤ←-----------→素・速水真澄
             


①あしながおじさん的完結
まずは、女優⇔ファン(紫のバラの人)との決着つける。
マヤが「紅天女」の舞台の成功ののちに紫のバラの人の援助に対する感謝を告げる、もしくは真澄がいつしかファンにという告白、で和解かつ愛情を確信する。

脚色するんだったら・・・ぺぱの貧困な想像力ですけど、マヤが真澄が紫のバラを贈る所を見てしまうとか、マヤが真澄に言葉のアヤをしかける(真澄が言い訳できないことを問答するとか←「ジェーン」の時の青いスカーフのように・・・美内センセの得意技っぽいが?)、または真澄から切り出すパターンとしては、「紅天女」を見た真澄が女優としてひとり立ちしたマヤを見て、もう援助はいらないだろうと身を引こうと思い、正体を告げる・・・とか。

②身分違いの恋的完結
で、①で通じ合ったのち、生身としての?の告白をし、完全無欠のコンプリート!
実は、一人の男性(女性)として好きになってた、ってやつですね。

ずっと、大会社の社長が“あんな小さな少女”に惹かれてしまったという表立った世の中とは逆の力関係の図式があったわけですよ、そこも「ガラカメ」ファンのツボだったりするんじゃないでしょうかね。
表面的にはエバりくさる社長が11も年下のひたむきな演劇少女に、想い焦がれているってのが究極のツンデレ、萌えどころなんですけど。
(そういうこと編集さん分かってるのかなあ・・・ブツブツw)
だから、マヤから告白するなどして真澄が報われる図、というひねりを直す逆転劇を描いてもらうと、すーっとフに落ちると気がするんですが、それは無い、ってことなんでしょうね。


でも今回いきなりハンパなとこでマスミンが決壊しちゃうなんて、ちょっと解せなかったです、いくらマヤが天才的演技者でもね。
いや、天才ゆえ達成してないものがあるのにいきなり女の幸せを手に入れちゃうのはなんか違うというか。

決壊しそうなエピソードは今までもありましたよね、でも最後まで引っ張るんだという魂胆があったんじゃないかな?
マヤちゃんも、もともと結構男前wwだから、真澄を慕いながら強気な態度をとったりして面白いキャラ形成になってて良かったんだよな。

マスミンにはどーせなら最後まで欲望の汁垂れ流し続けてもらった方がよかったんじゃないかと思うのですが・笑、結局、大人の事情的なものが働いてるんじゃないんですかね?
物語をコンパクトにして、早く連載を終わりたいんじゃないのかな。
ここでマヤ&真澄の気持ちがひと段落すると、未刊行でのエピソードを省くことが出来るしね。
それに作者自ら始めた改稿とはいえ、当初の連載時よりモチベーションが落ちるのは当然といえば当然な気もするし。


まさか、大ドンデン返しがあるとか?別々の道が用意されているとか?
ありえそうだから怖い!


それにしても47巻もここ最近と同様に違和感を感じながら15分くらいで読み終わってしまった。
この読みごたえの無さってどうなんだろうww
帯どころでなく、改稿自体がパロディ化してるのかもしれない、と思えてしまうよ。


先日実家に戻った際、過去の「100万の虹」あたりを読み返したらすっごく面白かった。
(新刊が出るたび、いつもコレやってる気がするww)

特に好きなエピソードということもあるが、このころの画の線、吟味されたセリフに魅了されっぱなし。乗ってる感じがびんびん伝わってきました。

『演劇界を追われたのち、どうやって舞台に立とうか?』
土手(?)の上で厳しい現実に立ち向かうかのようなマヤの姿にゾクゾクしてしまった。
マヤ&マスの関係もツンデレスト(最上級)って感じで萌えますよ~。
(読むなら18巻あたりです~)


しかも、この47巻、桜小路くんは事故ってもリハビリそこそこに舞台練習してるし、亜弓さんは目を患いながらも新しい演技法を得ている感じだし、なんだか脇のキャタクターの方が主人公っぽい努力をしてるんですけど・・・マヤタンがすっかり色ボケしている間にww





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by peppermint_y | 2011-09-28 12:00 | note