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8月4日公開の映画「トランスフォーマー」(公式サイトにリンクしていますが、かなり重いです。ご注意☆)、予告を見るたびにマクロスの『バルキリー』を思いだしてました。
飛行機からロボットになるの、モロそれでしょ!”ロボテック”の影響受けたのね、って思ったら、ジャパン・トーイの逆輸入だったんですね(無知)。なんと、サプライズでファンタスティックなの!

時を同じくして、雑誌「BRUTUS」を読んでいたら、日産車のDUALISって車種、ご存知ですか?
”エンジンに4WDと2WDを持った話題のミドルサイズカー”とのことですが、この車のCMが、車を運転しているとロボット型(モビルスーツ)に変わるというもので、このモビルスーツのデザイナーがなんとマクロスの河森正治さんとのこと。巨匠メカデザイナー、と書いてありますぞ。
マクロスの世界が広がったみたいで楽しい。

「BRUTUS」には“ガンダム世代もエヴァ・ファンならずとも気になっていた人は少なくないはず”とありますが、マクロスファンの血も踊るっちゅーの☆
このモビルスーツはCM中だけでなく、パワード・スーツDUALISという正式名があるそうです。
変形すると思って買う人がいたりして・・・。(いねーよ。)

おなかの日産マークが可愛いデュアリスくんです。
CMはモビルスーツへ変形のあと、スケートするという爽やかな感じでまとめられてます。
CMもこちらで見られます→日産のHPへ
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by peppermint_y | 2007-07-21 17:00 | creative | Comments(6)
実家に帰って読み返すマンガ「ガラスの仮面」(通称、ガラカメ)も、2004年の暮れに6年ぶりの新刊、42巻が出たとき読み返したくて買いそろえたもの。大人買いってやつですね。まだ実家にいたので置いてきてます。それまでは友達に借りる機会があったときに読んでいました。

で、いつになったら出るんですか、43巻。←言い尽くされた感あり。

連載開始から30年前以上が経ち、大ベストセラーでありながら、コアなファンを多く持つ。それだけにファンサイトのパロディの完成度は原作に劣らない満足度だったりしますvv

初めて読んだのは、美容院であったボロボロの『花とゆめ』でが最初。
主人公マヤが、高校の体育用具室で一人舞台の上演を心に誓う、という回でした。
その回だけ、ですが、ガラカメの世界に惹きつけられました。

ガラカメを読む前に、美内作品に出会う機会がありました。
当時の愛読書、『なかよし』に掲載された『妖鬼妃伝』、ガラカメが花ゆめの人気を引っ張っていっている作品ということは知っていました。
そして美内先生のマンガを読み、その読み応えに「花とゆめの先生はなんかちがうなー」と思ったものです。(なかよし作品の好きなのもイッパイアルヨー)
このあと『黒百合の系図』なんかも読んで、ミステリマンガが得意なんだ、と思いました。

ガラカメを読み返す時、長い作品なので、好きなエピソードらへんをちょこちょこ読むことが多いのですが、なぜか40巻前後以降はあまり読み返さないのです。

こんなにこの作品に楽しませてもらっているのに文句を言うのもなんなんですが、このあたりになると、話が進まない、エピソードがさらに作為的になっている、テンポがない、絵のデッサンも狂ってきて。

美内先生の連載からの単行本収録時の改稿は有名な話ですが、コレが原因だと思うんです。
このあたりからほぼ書き下ろしのようなので、たまに描くんじゃ、調子が出ないんじゃないでしょうか、ねえ・・・。
改稿位の時はまだ全然いいのです。”狼少女ジェーン”あたりまでは何度読んでも面白い。
改稿の意図としては「単行本にしたときに何度もクライマックスが来る読みづらいから」ということらしいのですが、連載後半、3ページしか進まないこともあったというし・・・長いお話の終結へに向けてのご苦労はお察ししますが。

あまり取り返しのつかなくならないうちに早く早く最終回を拝みたいものです。
少女マンガの魅力は既刊で満足するとして。
ちょっと何様モードですみません。。。
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by peppermint_y | 2007-07-20 17:00 | note | Comments(2)
久しぶりに「アニメ夜話」母をたずねて三千里、のレビューです。
私はBSに加入してないのですが、たまたま実家に帰った日に放送されていたのでした。
今、世界名作劇場の一作品がマイブームなので、これは必見!グッドタイミングでした。

今回の「アニメ夜話」は連続4夜。前夜2夜はオリジナル映画アニメ、翌日は「装甲騎兵ボトムス」でした。”マクロス周辺”としてチェックしておけばよかったな、うーん、残念。

・・・さて、「母をたずねて三千里」は幼少時、放映されてた記憶はなんとなくあるのですが、ほぼ未見です。しかし、主題歌は強く印象が残っています。勇敢ですがすがしい曲ですよね。

原作はイタリアのお話だそうですが、タイトルの重さからも陽気な感じは全然ですね。
風景などは再現されているようです。(窓から窓へ洗濯物が干されているのなんかラテン国って感じ。)

聞きかじりによると、イタリアの男子名は必ず最後に母音の”O(オー)"がつくそうです。
その由来は知るところではありませんが、現代人の名前はその聖人から取っているのだとか。
マルコも、例に洩れずMARCOでございます。



※このレビューは番組内容の”完全おこし”ではありません。大筋の流れをまとめています。
一部表現・判断しにくいところは自分なりの理解で記載してあるところもあります。
ご了承願います。

※(★)印はpeppermintの感想・補足です。


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ゲスト 小田部陽一(「母をたずねて三千里」 作画監督・キャラクターデザイン)
     山咲トオル
     唐沢俊一
     岡田斗司夫
        *
     アニペディアコーナー担当 :藤津亮太 

司会  里匠アナウンサー、加藤夏希


1976年(昭和51年)、「世界名作劇場」で放送された作品

監督は高畑勲。

(★ここで、ダイジェストで作品が紹介されました。その場面でさえ、こみ上げてくるものが・・ううっ)

山崎  「メカものより名作劇場が大好きでした」

唐沢  「われわれ男性が見てても、魅力・技術・演出力に、アニメだけど見てて圧倒された」

岡田  「転向派。 高校生に見たとき名作劇場がキライだった。家族はワンワン泣いてみてた。30年ぶりに観て、今ハマっちゃった」


主人公のマルコはイタリア・ジェノバの9歳の少年。
4人家族貧しいながらも幸せに暮らしていたが、母がアルゼンチンへ出稼ぎに行ってしまう。

原作はイタリアの作家、アミーチェ。監督を高畑勲、場万設定を宮崎駿が担当。
のちに日本を代表する巨匠となった二人がタッグを組んだ作品。


視聴者メール 「いくつになっても何度見ても、マルコのひたむきさ、母への想いにスポコンアニメとは違った心の汗を流せる」


世界名作劇場というシリーズ

1969年開始、97年まで28年間放送。

山崎 「ムーミンから中学校一年生の”ふしぎの島のフローネ”まで観ていました」


(★ちなみに「日本アニメーション」路線になるまでの作品はこちら。これらを含めて世界名作劇場と言うんですね。知らない作品あり。よってメモ。↓)

どろろ(昭和44)
ムーミン(昭和44-45)
アンデルセン物語(昭和46)
新ムーミン(昭和47)
山ねずみロッキーチャック(昭和46)
アルプスの少女ハイジ(昭和49)






作品のタイトルは

”母をたずねて三千里”はイタリアの港町ジェノバを出発し、大西洋を渡って南米、ブラジル、アルゼンチン旅す総行程12000キロ=三千里というお話。
タイトルは完全に日本人がつけたタイトル。「母をたずねて」と「三千里」という語呂合わせも良い。

唐橋 「もともとトーレという学校で一日一度感動的なお話をしよう、という中のひとつで本当に短い。(三千里という距離は)訳者が地図上、計算してつけたのだろう」


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(★マルコの旅程。画像が汚くてスミマセン)


山咲、お気に入りのシーン

「マルコがたった1人でアルゼンチンの荒野を歩きつづけるくシーン」

      <場面説明>つま先靴が破れ、岩に足を打ちつけたとき強打してしまう。
      (★画からしてものすごく痛そう!爪、割れてるみたいよ)
      『これくらいちっとも痛くないさ。』 しかし、しまいにマルコは倒れてしまう。

山咲  「9歳の少年がどうしてここまで苦しまなくてはいけないんだろうという極限のシーン。
7歳の私がみても苦しい。大人になった今、何とか救い上げてあげたいと言う気持ちになる。マルコ少年を通して生きること、社会の人となりを社会勉強させてもらっている感じで、マルコさんて大人ね」
 
唐橋  「最初はお母さんとはなれて寂しいと言う感情ですが、旅が進むうちにマルコは見事に成長している。不運にさいなまれ、それを捨てていかず、自分の身につけ、成長していくロマン」

(子供のとき、どう思いながら見ていたか?)
山咲  「体験するレベルが違うと。オープニングを流れたときから凛として見た」

岡田  「マルコはかわいくない。1話でお母さんと別れることに頑なじゃないですか。すねて、すねて、すねまくる。
(作品)紹介シーンでは走るシーンばかりが多いので、純粋な少年と思わせるけれど、前半のマルコってかなり嫌な性格。そういう子を主人公にしたというのがありえない。”フランダースの犬”から考えると、ものすごいチャレンジしたなあ、と」

加藤  「非常にリアルで、そういう子供います」

岡田はエンディングの作成したミニチュアを披露。
     「明るいエンディングを観るとやっと学校に行く気になれる」


岡田、お気に入りのシーン

「旅費を稼ぐためジェノバで瓶洗いの仕事をするシーン」

   <場面説明>ビンを洗って得意げになって、賃金をねだるマルコに、
    機械が発明されたので、仕事が無くなってしまったと嘆く雇い主

岡田  「本来、発明発見が良いこと描かれるところを、人の仕事を奪っていくということに惹かれた。アイスを作ったりするリアルなシーンも描かれてるなど、楽しさと切なささが」

唐橋  「失業っていう発端を起こしドラマを作るわけではなく、ドラマの中に不幸がある。悪者がだれもいないんです」

岡田  「(キャラクター)全員、切ないムード。雇い人の方があきらかに辛い立場なのに、マルコが自分の主張をするというところが、マルコの幼さを表現している」


”三千里”をどう子供達は受け止めていたのか?

里    「学校で教わらない現実を教えてもらった」

山咲  「希望と絶望とか、悩む姿をドキュメントがアニメ見られる」


「なぜ母親が出稼ぎに行ったのが分からない。許せない親父が働きなさいよ。
  根本が許せない。(母親に)違う人ができたのかと思った。
  女性(の方)が働きに出るというのが不自然でした。」(加藤)

(★加藤さんは世代的に最近ご覧になったようですね。)


新コーナー 【アニペディア】 
by 藤津亮太

その作品にまつわる人物の資料を紐解きながら語っていこうというコーナーです。

*”三千里”が高畑・宮崎の二人の転機

宮崎は作画スタッフだったが、コレを転機に”未来少年コナン”の監督になり、その後、独自に歩むことになる。

*二人の”三千里”について

高畑は三千里を満足げに、
「私たちはここでおそらく初めて主人公たる資格に欠けた人物と社会を主人公にしたアニメーションを作り上げたのだ」と以前語っている。

一方、宮崎は雑誌のインタビューで
「”ハイジ”の路線が定着しちゃったものだから、”三千里”ができちゃったんですよ。
もうひたすら辛いだけの仕事になっちゃったんです」

ハイジは生活や風土を全部を描きだす作品。コレが成功したため、三千里はそれよりもっと突っ込んだかたちをしなければならなかった。

*それぞれの主人公が少女と再会するシーンについて

「マルコとフィオリーナが走り寄ったのに、抱き合わない、というのがイヤなんです。(略)
本当に嬉しいときには抱き合うというのが、まんが映画というか、肉体的に表現するのがいいことなんじゃないかと思う」(宮崎雑誌インタビューより)

宮崎の表現方法ということで、宮崎の制作したコナンのワンシーン。
       <場面説明>海の中にいるコナンめがけ、船から飛び込み、抱き合うという

高畑=客観的、宮崎=主観的。
三千里、この作品でお互いの方向性が判り、高畑はこの路線を突き詰めていく。”火垂るの墓”(★コレ←、ヤバイっすね、嗚咽モノです)セイタという主人公がマルコの延長線上にあります。
これは違うと思った宮崎はコナンを作ることで新しい発見をする。
この二人が作品を作ることはもう無いと思う。クリエイターとして自分の道を見つけたときから。
 
岡田  「宮崎駿は絵の力を信じる人。画の力の爆発で人の感動を与える。高畑勲は演出家であって、ロシアの開発したモンタージュ理論から始まっている理論家。演技をある意味否定=演出で表現。心を感動させるのが仕事と思っている」


視聴者メール 「ジェノバの風景の描写が好き。ジェノバに行ったらアニメの描写そのものだでした」


スペシャルゲスト

作画監督キャラクターデザイン=小田部羊一。アニメ界の大御所。
アルプスの少女ハイジ、ナウシカでは原画を担当。

(小田部さんへのQ&A)

Q. 母を訪ねて三千里の思い出は? 

―宮さん(宮崎駿の愛称)と同じ
(★・・・ツライだけの仕事??)

Q. 思い入れのあるキャラクターは?
 
―どれかというのはないが、セリフを喋らないアメディオ

Q . 現場は大変でしたか?

―どんなスタッフも一生懸命、神経がピリピリで楽しい思いをしたことはなかった。

Q. キャラクターの表情やデザインは?

―イタリア人=ラテン系の黒い濃いという感じ。マルコの眉。濃くて太い眉尻までまで太くする。家族全員そう。(小田部キャラの特徴である)ほっぺたの色は少なめ。ハイジなんてまんまる。これは高畑演出である。元気に見せるため。

Q. 山咲  「アメデオの作られ方は?」

小田部 「企画書の中で淋しいマルコのために南米産の猿を、ということになっていた。最初はピグミーマーモセット。図鑑で調べたらぜんぜん可愛くないので作ってしまった。表情は高畑も自分もこびを売るのは嫌いなので、表情はなるべく出ない、(目の)きょろっと丸いのに。」

山咲  「新しい猿だったのね。」



アメデオというキャラをどう描いていくと可愛くなるのか描いてほしい!

小田部 「手の内をみせるということで(こういうことするのは)大嫌いなんですけど、せっかくの機会なので。僕のキャラクター、ハイジなんかも雰囲気で書いちゃうらしくて、他の方に描いてもらうのかとても微妙なの。一筆書きが出来ない。恥ずかしいことに。」

(おしゃべりをしながら、手を進める)

小田部 「毎日、毎日、描き続けたのにマルコが描けなくことがあった。お話が辛くなっていくじゃないですか。こっちも思い(を込め)ながら描くから、作画そのものの演技が辛い。辛くて辛くて・・・。」

(アメデオが完成)

山崎  「・・・お皿なめてたアメデオだよ!」


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小田部、お気に入りのシーン

第二話「ジェノバの少年マルコ」

     <場面説明>階段を下り、小道を抜け、学校から帰って家に帰ってくるシーン。
      
      (★とてもウキウキしてくるシーンなので必見です!)


小田部 「色々書いた記憶があるけど、ジェノバへ(の取材旅行)は毎日お弁当食べるときくらいしか歩かなかったので、重いものを持ちにぎっくり腰になって行けなかった。」

里    「マルコを中心として動いているのに、街の空気間とか生活観がすごいですよね。」

小田部 「それは演出家と場面設定をした宮さん(の力)ですよね。彼はちゃんと見てきましたから、路地の狭さ、階段馬車が狭い道に止まってて、隙間がないんですよ。走ってきて駆け抜ける場面なら簡単だけど。」

     「ある時描いてたら宮さんがきまして。パラパラ動かしすぎだよって。頭に血が上ってあんたこそこんなに細かいレイアウト描きやがって、とケンカ。どんな演技をつければいいんだってね。」

岡田  「結局、なんのケンカだったんですか。両者ともベストをつくしているということ。」

小田部 「風邪を引いて、もうパクさん(高畑勲の愛称)、宮さん、もう休まなくてはならないので(作画を)ノーチェックにしてください、といったら宮さんがくってかかってキャラクターをチェックしてくれるから僕がレイアウトできるんだって。納得しました、お互いの信頼関係ですよね。」


加藤、お気に入りのシーン

第42話「新しい友達パウロ」
  
       <場面説明>トウモロコシを人形に例えてパウロが撫でたり、すごく可愛がっているシーン。

加藤  「自分は人形だったけど、昔の自分の感情をすごく思い出して」

小田部 「あれも(トウモロコシ人形)キャラクターなんです。奥山玲子(小田部さんの奥様)がデザイン」


唐沢、お気に入りのシーン

第30話「老ガウチョ カルロス」ペッピーノ一座が傑作。

     <場面説明>ペッピーノ一座が酔っ払った客に絡まれるシーン。
      ペッピーノの一番上の娘がむりやり手をつながれダンスを強要される。
      ペッピーノ、マルコが立ち向かうが、形勢不利・・・。
         
唐沢   「おじが芸人で地方公演なんかもついて行ったことがある。
芸人で人を笑わすという人の悲哀。目線が舞台と(現実)の落差がある、そういうドラマが一番日本人好みのドラマ。
それをクサさく見せないで人間ドラマに消化してしまうのが高畑演出。
(ペッピーノについては)バタ臭くない、それは声を演じている永井一郎さんの、僕はペッピーノが一番だと思っているんだけど。いい人だからついてしまうウソを、自分の力がないのに喜ばそうとして言っちゃうという、江戸っ子に似ているところがあって。
イタリアのエキゾチズムと日本人の浪花節の、大げさっぽくいうと奇跡の因業。
どの世界基準で観てもこのペッピーノは自分の近くにいるというところがいい。こういう大人になっちゃいけないけどなりたいって思っちゃう」


「母をたずねて三千里」とは

山咲  「ぐっと胸に来るものがあってばかりだけど、それをアメデオに救ってもらった感がある。私は三千里、歩いたことはないけど一年間マルコと旅が出来たなという感があって、やっぱり今の子達にも自分がこのアニメを紹介していきたい。」

―(小田部さんに対し)これが伝えられたかな、伝わったかなというところはありますでしょうか。

小田部 「正直言いますと、当時は仕事に流されていた。シナリオ、絵コンテを見ていたから、判るけれど、仕事に没頭していてそれだけで精一杯だった。いまだに三千里を通してみたことがない。でもこうやって場面を見ると、今になって、なるほど、監督、演出がちゃんと伝えてくれたんだと感心しています。
みんなが一つに向かっていたから、何かが生まれたんだな、と言う気がします。」

―今、”母をたずねて”を観る意味・魅力は?

唐沢  「日本がアニメ先進国といわれ、追い越されるんじゃないかと言われているが、なかなかそうはならない。それはなぜかというと、この三千里が苦労して作られていた時代に本当にいかにアニメ界にいろいろな才能が集まり、体を壊してまで奇跡と積み重ねがあるからこそ、今の若いアニメーター達が下駄を履いていられるということ。
いまの華やかなアニメを誇るっていうことの足場固めというか、今のアニメの現状と思い合わせながら見ると、さらに広く複雑に観ることができる。考えさせながらアニメを見る、ということを若い人たちも体験もしてみてもいいんじゃないか」

岡田  「最初に見たときは好きじゃなかった 観れなかったのはなんでかというのは、辛くてとびとび観たというのもあるんですが、不幸な作品なので、通してみたという人案外少ない作品。だから、名シーンで紹介される場面は走っていたり、再会のシーンばかりで母親への愛の話だと思って、自分もそうとしか思わなかったんだけど、今、通して全部観て判ったことは日本人好みの、母への愛とかもあるんだけど、どっちかというとそうではなくて、マルコが悲しむのは自分が子供と言うことなんですね。自分が家族を助けられないということに、一人前になりたくてアルゼンチンへ行き、マルコは一人前になる男の子の自立を描いた話。その裏には母の愛という甘ったるいものも実はあるんだよ、というリアルを書いた。家族を描くのは普通、子供の純粋を大人が助けるというのを描くところ、このドラマは家族をお互いに助け合うということを語っていて、それがちゃんと判る。
マルコがお母さんに会いたい、悲しい、という話ではなくて、ちゃんと大人になって見るとわかる話だから、ぜひアニメ夜話を観た人は見てください。すごい話なんです」

里   「人生甘くない、だけど人生にとって大切なことやすばらしいことがあるっていうことをなんか自分の心の中において言ってくれた話かなと思いました」



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母をたずねて、マルコ・・・私も同様に悲しくて重い話という印象しかありませんでした。
男の子から少年への成長物語としてみれば、メゲずに観ることが出来るでしょうか?
”人生何事も経験”というが、課せられたものが重過ぎるときがあると思います。
そんな時マルコを観てみよう・・・9歳だってがんばっている。

さて、画像リンク先のDVD紹介の「スタッフ」欄に高畑勲氏と並んで、絵コンテに富野喜悠季氏の名前が。未来少年コナンでも同様に驚きました。
やはり、一流スタッフがそろいに揃った作品なんですね!
”三千里”はそんながスタッフの集結するにはリミット時の作品であり、日本のアニメ界において大きな意味を持つ作品とも言えそうです。
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by peppermint_y | 2007-07-14 17:00 | comic | Comments(4)
しばらくワサワサした日々が続きました・・・。
ブログ更新もDVD鑑賞の時間もなかったのですが、今週はとりあえず家でまったり、がいくらかできた。
明日はディスカスからDVDが届くだろう・・・ニヤッ。

さて、夢中して観てた「牧場の少女カトリ」は、全49話を3人の作監さんでローテンションして作られました。
3人の方は他にたくさんのスタジオジブリの作品に、原画マンとしても参加されているようです。

同じキャラでも回を続けて観るとやはり微妙に、作監さんそれぞれの個性が出てるのが判ります。

せっかくなのでここに記しておくことにしよう。。。




e0048868_20241857.jpg高野登作画カトリ

高野登さんは「牧場の少女カトリ」のキャラクターデザインもされています。このイヤミのないキャラクターデザインが私は大好きです。一番正統派なカトリ、ということになるでしょうか。利発で子供らしいカトリという感じ。マルティなんかもすごくイイ。










e0048868_20245050.jpg森友典子作画カトリ

女性作監さんのカトリ。独特の雰囲気があり、作品中の表情がとても豊かに描かれています。(ヘン顔にワザあり!)ひょうひょうとしたカトリって感じ。
森友典子さんはアニメ以外に絵本のお仕事されているようです。










e0048868_2024383.jpg佐藤好春作画カトリ

佐藤さんのカトリは目が離れていわゆる”美人顔”!すっげー、かわいい(萌え)、と思うと佐藤さんの回だったりすることしばしば。大きな瞳で愛くるしい。マルティがらみの回希望・・・(終わってるって)。次々作の”ポリアンナ”のキャラクターデザインをされてます。







・・・あなたはどのカトリがお好みですか?
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by peppermint_y | 2007-07-13 17:00 | comic | Comments(2)

昔のマンガやアニメに懐古中


by peppermint_y