BSアニメ夜話 レビュー 超時空要塞マクロス 愛おぼえていますか (2)

※個人的に記録したものであり、基本的に番組進行と同じですが、少々記憶で補完させているところがあります。また、今回は思わず自分の感想や言葉を入れてあるところ(★)があります。
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6月29日(水) 「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」(1984年)
監督:石黒昇 河森正治

司会 岡田斗司夫、乾貴美子
ゲスト 板野一郎、古厩智之、北久保弘之、深見梨加

◆飯島真理は「マクロス」でアイドルとなった。リン・ミンメイとオーバーラップして売り出すという製作側の戦略?

深見「先輩の手伝いで行ったイベントに飯島さんが来ていて本当にで扱い方も大事にされていてまさに”アイドル”だった。こういう世界もあるんだと思いましたね。」

◆「アニメマエストロ」
プロダクションデザインという役割= 宮武一貴。
この映画を監督のイメージを受けてどういうものが必要かという“世界観”を作る役割。(この作品が初めてこの役割を作った?)

・マクロス(SDF)→地球現用軍事兵器の延長のイメージ。
・ゼントラーディ→生物的で曲線が多い。生物の自己増殖をイメージ
・メルトランディ→硬質的で直線が多いイメージ。

ちなみにSDFはメルトランディの落し物、だからデザインが似ているというところに落ちる。

「宮武さんのデザインは描く方としてはごちゃごちゃしてイヤだけど、見るほうには圧倒的に魅力的なデザイン」(板野)

◆視聴者よりメール「マクロス世界を現代で追い越したのは携帯電話くらいでは」

(★そうだよねー。マクロス本編では移動式電話でしたよね。軍人クラブで輝にびゅーって近寄ってきて、それがミンメイからのデートの誘いだった)

◆板野サーカスについて

◎板野 「若い頃ロケット花火を沢山買ってバイクのフロントフォークに落ちているTVアンテナをつけてその中に花火を入れて走ると、花火は一定方向でなくいろんな場所に流れていく。表現力のひとつとして実体験で面白いと思ったものを(作品で)表現した。」

◎視聴者よりメール「レーザー光線の方がミサイルより強いとされてきたけど、未来的だけれども味気ない。板野さんの作品を見てやはりミサイルだと思った。」

◎(例;戦闘シーン 普通回し/スロー回し)被写体をカメラが追えない。そういってスローで見てしまうと脈絡がぜんぜん判らなくなってしまう。
(★本当にスローだと絵がてんでバラバラにしか見えなくて分からない;)

◎「昔、吉祥寺を歩いていたら細い通りにバスが通ると板野さんはどんどん近づいていく。“こうやって動体視力を高めている”と言う、むちゃでアフォーな人。」(北久保)

◎「そのアクションシーンに麻薬的でそこに飛び込む感覚、がアニメの本質。見ているだけで“気持ちがいいんだ”と感覚がある。」(古厩)

◆出演者、最後に一言。

◎板野「TVには制約があるけれど、映画は自由にやれる。TVのマクロスのいい回を見ていろんな人たちが参加してくれた。残念なことに(そういう機会が)最近ずっと、無い。今マクロスで才能を開花させた人たちが活躍している。」

◎北久保「やりたかった事、初めての事をとりあえずやっちゃった壮大な実験作。それがちゃんと落着していると思う。」

◎古厩「今こういう番組があるいう意味こそアニメは壮年期に差し掛かっている。光り輝いているアニメの思春期だった時代、だからこそめちゃくちゃ暴走できた。それは(物事において)ある開けた瞬間、ある一瞬しか体験できない。作った人達の話を聞くのが羨ましい。」

◎深見「河森さんたちは今もやんちゃですが、若くてもっともっとやんちゃしていたときであり、声優陣を見ても、すごい作品。」

◎岡田「マクロスは男の子ファンが多い。女の子はナウシカにいっちゃった。この作品は文化祭みたいな作品。哀しいけどそれが男子校だった、っていう」
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by peppermint_y | 2005-09-11 17:00 | anime | Comments(0)