超時空要塞マクロス TVレビュー(第17・18話)

NASAで日本人の星出さんを乗せ、スペース・シャトルが打ち上げられました。

直前まで打ち上げのこと全然知らなかったのですが・・・(^^;)

地上400キロのところで有人宇宙ステーションを建設しようとする、その作業の一端を担って、の打ち上げとのこと。
火星に水は存在するかというのも関連ミッション?

「マクロス」では火星基地に物資と未沙の思い出を取りに来ましたね。

ネットのニュースの先にこんなポスターを見つけました。



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おっ!そこには”フロンティア”という言葉も!(←なんでもマクロスにつなげたがる人。縮小版のためコピーはHPでご確認下さい)

 
「宇宙飛行士募集」・・・かあ。

・・・自衛官募集!なら、わが街の掲示板でも見ますけどね(^^)
    ↑こっちの方が、マクロスの世界には近いんでした。。。

じゃ、俺(私)、なろう! ・・・って、なれるものでもないだろけど、
こんなポスターを観ると、ちょっとだけ夢の宇宙飛行士というものが身近に感じられますよね。


この週末、私はひさしびりに雲上の人。飛行機に乗ってきました。といっても、もちろん旅客機、乗っても年に2、3回位で非日常的な乗り物ということになっております。
飛び立つ瞬間などはわぁーっと感動したりするんですが、可能な距離なら地ベタもの(新幹線)を選んでしまいます。。。

さて、旅立ちの前(といってもたった1泊)に観た「マクロス」のTVシリーズのレビューをしたいと思います。


宇宙を駆ける若き主人公、見方の砲撃の余波を受けて墜落、容態はいかに・・・!

↑昔アニメのコピーを目指してみました(^^;)ヽ




17話 ファンダズム

ダイタロス・アタックの熱波で、墜落した輝。運び込まれた病院のベットの上、混濁した意識の中でファンダズム(悪夢)を見るのだった・・・。


全身打撲、頭部裂傷・・・。

主人公昏睡中、久しぶりの「ぬえアートランド絵」がものすごくかわいいのに驚く。
今回はシリーズ2回目の再編集の回。
今回は新しい絵も含まれているので、「グローバル・レポート」よりはグレード高いです。
そしてス●ープロの画像は最低限しか使ってないみたい・・・(´ε`)=3

自分も夢を良く見ますが、夢ってフシギ、辻褄が合わない、変なもの。
輝の見ている夢はざっとこんな感じの展開。

 ミンメイのコンサート会場で浮かれいると、
 ゼントラの出来る男・ブリタイにさらわれる
  ↓
 助けに行く民間人の輝
 おたすけアイテム:バルキリー
  ↓
 失敗。。。 お手上げー、と軍に入った輝
 未沙に「おばさん」セクハラで一発で嫌われる
  ↓
 今度は軍人として助けに行く輝
 使用アイテムはなんと自転車!
 言わずとも大失敗。。。
  ↓
 みかねて協力すると駆け寄る未沙たち
 敵とのファースト・コンタクト(メガネから変身、じゃないよ)
  ↓
 やっと見つけたミンメイと後ろ姿のブリタイ(この背中がなんか笑える)。
 振り向くとカイフンだった!!カイフンはレーザー攻撃に倒れる
  ↓
 ミンメイを助け出した輝と二人、漂流生活。
 カメラマンにフライデーされながらも、久々の時間を過ごして・・・
  ↓
 ミンメイと犬も食わないげんかをしていると、いつの間にか未沙とキスをしていた。
  ↓
 「ああ、いやな夢だった」
 ちょっとご不満気味?にを起き上がる輝

話数まで書こうと思ったんだけど、骨が折れるのでやめました(^^;)

今回の再編集は、モロ、輝のパーソナルな内容で、オフィシャルな「グローバル・レポート」と対照的な内容ですね。
ミンメイへの思慕と、未沙への潜在意識、そして軍人のことの三要素という感じかな。
「好きなんだからしょうがないだろ!」
って、夢の中ならどうどうと言えるよね~、って妙に納得してしまいました。
カイフンがビリビリとレーザーやられるところもすぐ本心、って判ったよ(笑)

夢って、うまく走れなかったり、低空飛行だったり・・・
夢で墜落しまくる輝は、現実で成長過程にあるもどかしさを表現しているのかな、とか思いました。
失敗のたびに放送されるアナウンス、あれ、おかしかったんですけど、あの「恥ずかしい」って気持ちの表れは、軍人として人間として中途半端で「恥ずかしい」を感じているのかもしれませんね。

その他、気になったカットをいくつか。

●第12話より。服を着ているバルキリーの姿、なんかばかばかしくて好きなんですよねー。

●新作カット、結婚式のシーン。時間無いなかで、ありったけきれいに描いたんだろう・・・という努力を感じました。

●ミンメイを空中でキャッチするシーン。第1話より。今見ると「マクロス」じゃないみたいよ(笑)
演技がこまかぁ~いのです。落ちるところから掴むまで、飛行機に足をつけてからも、このシーンは作画がとってもていねいで、ちょっと言いすぎかな、ディズニーしてる。
何度見ても大好きなシーンです。





18話 パイン・サラダ

入院中の輝を訪れ、未沙は自分の過失をわびる。輝療養の間もあたりまえのように戦闘は続く。ラプラミズの部下のミリアたちがマクロスの凄腕パイロットの噂を聞きつけ、攻撃をしかけてきた。輝のいない小隊を引き連れたフォッカーは敵の攻撃を浴びて帰還する。その座席には血痕が流れていて・・・



・・・看護婦さん、スカート短すぎやしないかい?患者さん、血圧上がってしまいますよ(笑)

自分のせいという未沙に、パイロット技術が劣っていたという輝。
未沙の暗さを輝は気遣う。本当は同じく心が晴れない輝。
「ごめんなさい」 「ありがとう」
お互いになかなか素直にいえない言葉を交わし・・いい傾向。

そのあとの、ブリッジに帰ってきたときの未沙の愁いのある表情(真正面)がいいですね!

「ぼうやに気持ちを伝えたの?」
クローディア、ちょっと唐突、って感じた私は鈍い人でしょうか。豹のようなカンのよさを持った彼女はそう感じたのでしょう。
フォッカーのヤボ用に喜んで応じ、女性らしいひたむきさ。私も見習おうっと。

そして。

「部下に言われちゃおれも先がねえな。」
伏線、のようなフォッカーのセリフ。これがただの冗談で終わってたら・・・。

・・・ミンメイ人形を手にした、ゼントラたちに、ロリコン?と宇宙人にシャミー。ノリのまま、ディスコでフィーバーフィーバー♪

フォッカーには”最期”の出陣のときがせまっているた。
そのフォッカーの気遣いで輝の見舞いに訪れたミンメイ。
チャイナ服姿(ベトナムのアオザイに似てるv)に女優コートを羽織ってて、すっかり芸能人って感じなんだけど、「マクロス」の中で、唯一おしゃれな格好だと思うv

警報が鳴ってもびくとも起きないミンメイ。この図太さがなければ芸能人やっていられない?
(私は一般人でも起きられないタイプだ。)
「ん?マネージャー?」という寝起きミンメイの声がかわいかったぜい~。

それから、ミリアの単独奇襲ね。マックスと運命の出会いというわけですか。
それにしては激しすぎる!痛すぎる!
追い詰められたミリアを放した地球軍は寛大だよね。大きな犠牲を払ったというのに。。。


二人だけの暗号、パインサラダ。

食べる人のいない、パインサラダ。

散らばった果物は彼女の心。同じ器に還ることはもうない・・・。


・・・知ってたから、フォッカーの死を受けとめられるたけど、本放送を見ていた方々は、相当ショックだったでしょう。

ちゃんと治療を受けていれば・・・?!ってつい思ってしまうのは、キザな死にざまに対して無礼かな?

フォッカーは明るくてふざけてて、力強い言葉をかける姿しか描かれてないですもん。
そういう人が亡くなると悲しみが増すなるから不思議です・・・。
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Commented by 理沙 at 2008-06-02 09:17 x
今回は2つ一緒なんですね。
>ファンタズム
この話は当時の河森さん(現フロンティア総監督)が初めてコンテを切った作品とされています。
そういう意味では当時少年の心理描写、かなり細かいです。
彼の少々ロマンチストぶりがよく出た回と私は思っています。
比重として、ミンメイよりは未沙に重きをなしているという所を種明かししている回だと言われています。
これが、今回Fの放送前にした再放送で省かれた。
少し恥ずかしく、絵も追いついていない稚拙な感じが初代のいい所なのに、作った側が臭いものには蓋をしろになってしまったんです。
当時からのファンは兎に角悲しかったです。
私達は、それにファンになり、夢中になったのにね。
(何だか、Fでオマージュしそうですが、二番煎じはやはり美味しくないです。)

Commented by 理沙 at 2008-06-02 09:53 x
2つなので分けました。(^^;)ヾ
>パインサラダ
そりゃもう、この回は悲しかったですよ。
フォッカー少佐、どうみてもパイロット達の大先輩という表現をされてて、いい男ぶりでしたからね。
誰が見ても頼りがいのある兄貴分だったし、この回で輝に施す優しさがまたギャップがありすぎて。
しかし、戦争の現実を見ている者に、最大限に訴えて来る回だったと思います。
話の中の日常と日常じゃない部分の接点。
マクロスのこの部分は、今の作品でも受けつがれています。
フォッカー少佐の死に様は、男の死に様として美化されている部分でもあり、これが後も象徴的になっているのが、悲しかったりする部分です。
>この回の輪廻
フォッカ―少佐って、後のクローディアの回想の回でも、酷い女たらしな所がありますよね。
女の気持ちを完全に弄んでいると言うか。(悪気なくてもね。)
良く見て下さい。
彼らはミリアの隊に襲撃されているわけでしょ。つまり、メルトランの集団。
フォッカ―さん、「女の子」に撃たれてるんですよ。
その名を轟かすパイロットが、最期には女に撃たれた。
そう思うと、私は輪廻を感じずにはいられなかったのです、ハイ。
Commented by peppermint_y at 2008-06-04 22:58
理沙さん レス遅くなってごめんなさい。コメントごていねいにありがとうございますv
本当は一気に19話までいきたかったのですが、思考力低下してきたので次回に。こんな浅い思考でも集中力使ってるみたいで。。。
「ファンダ~」、大人の階段登っているのね、と思いました。ええ、ちょっと青臭い感じがしましたー。総集編とはいえ、セリフはなかなか凝っているって思ったし、新しいシーンありで(ミンメイのウェディング姿なんてレアでは)、先日の放送でカットされてしまったのは残念ですね。監督、ロマンチストですね、本当に(*^^*)。輝の心の傾きもこの回でなくちゃ分からないところもあったし、なかなかどうしてなコアな回だったと思います!

さて、「パイン~」ですが、理沙さんの”輪廻”がついに明かされましたね。
うーん、切ないけど納得です。現実だったら、私も攻撃してますよ(笑)
それに相対すると、「愛・おぼ」はカムジンに・・・というところでいいのかな>単に尺がなくキャラのレベル合わせただけでしょうけど(^^)

以下続きます~
Commented by peppermint_y at 2008-06-04 23:08
第1話でミンメイみてニヤついていた彼が死ぬなんて、つづけて見てたらびっくりと思いますが、輝が成長が急激でないので(ある意味リアリティがある)、指針するものをを失って強くなっていくという描かれ方が必要だったんだなあ、と。そう思うと真に悲しい兄貴ィ~、になってしまうけど。
その悲しさを私も体現したかったです。
残されたクローディアの未来はどんな感じだと思いますか?
私には・・・わかりません。
同じ死に別れも未沙のような恋愛とはまるで違いますから、どんなだったんだろうって。。。

追伸;なんかぎっちぎちで読みにくくてすみません~。
Commented by いろは at 2008-06-07 17:11 x
こにちは!peppermintさんのレビューはいつも面白く読ませていただいてます♪
ファンダズムはこんな総集編のつくりかたなんてあるのね~と、軽い衝撃と感動なんかもらった回です。でも、未沙とのキスの後に目覚めて
「やな夢だった」って、それはないでしょ、アンタ。と思ったのは私。
パインサラダ・・・敵がマックスだけを標的にしてると聞いて、
「なんでマックスなんだ!」と言ったフォッカー少佐。
プライドが傷ついた瞬間でもあったのかなあ、と、それがその後撃たれたことになんらか関係してくるのかなあ、と今更ながら思ってよけいちょっと哀しくなってしまいました。
Commented by peppermint_y at 2008-06-07 20:44
いろはさん
こんにちは~♪読んでくださってありがとうございます。書くのが遅いわりに掘り下げてないんですけど・・・(^^;)
>なんでマックス
ああ、フォッカー、言ってましたね!
オレの方がいいの乗ってるんだし、君たち(ゼントラ)、エースが誰だか分かるっしょ・・・ふふん、さすが読みがするどいですね、いろはさん!
しかも女性兵士ときたもんだ、余計ピキーンとなっちゃったかも。。。
少佐の死をちゃかすつもりは毛頭ありませんが、ある意味面白いものですよね・・・。
「ファンダズム」はまったく未見だったんです。総集編だし期待していなかった分、面白かったです。寝覚めの前が未沙とのキス、だからファンダズムなのかよ!ってつい思っちゃいますね(^^;)
この2話、ひかっちゃんはベットにしかいないんだけど、いろいろ内面的な動きを感じる回だったと思います。

・・・あとで、遊びに行きますね~☆★
Commented by 理沙 at 2008-06-09 09:31 x
あれは、完全にミリアの勘違いなんだよ~。
カムジンはフォッカ―少佐の事を言っていたんだよん。
ミリアは「天才」の片鱗を見せ始めていたマックスがその「凄腕」だと思っちゃったわけ。
若き天才同士がビキーンと感じ合っちゃったシーンって言うやつかな~。
この2人が後の結果になる伏線ね♪
この時点でフォッカー達は相手が女の兵士と認識してはいません。
映画版はクアドランが色で認識されていて、女の兵士が出て来て絶命するシーンがある為、女の兵士だとわかりましたが、TV版ではわかってないんですよ。
散発攻撃しかして来ず、相手の出方が謎だらけな為、突然マックスを追いかけ始めたミリアに、「何かいつもと違う。何でだ!?」と言う感じなんです。
映画版とは全く違うので、お見知りおきを。

少佐が撃たれたのは、多分後ろを務める輝が不在な事と、マックスがミリアに追いかけられて不在だった事で、手薄になっていたと考えられます。(かっきーは?と聞かんで下さい。笑。)
その証拠に何度か輝が少佐の後ろを助けていて、「輝、ありがとよ!」と言わせています。(目立たない主人公とて見逃すな。)
以上、初代オタ・輝スキーの1意見でした。
Commented by peppermint_y at 2008-06-09 22:11
理沙さん
深~~い読み!感服ですな・・・。すんませ~ん、いい加減な解釈して。
確かに見ながら、最初はカムジンが誰のこと言っているのかは?でした。『フォッカーかマックスあたり?』という気合のない観方をしていたかも。(というか以前にそういうエピソードあった?忘れているだけかもしれませんね・・・)
で、結局マックスが追われてたから、『マックスだったんだ』と思っちゃいました、単純・・・。女子が乗ってるポッドって同じものでしたっけ?メカに弱いんで、そこまで判らなかったです。
ミリアがカムジンに吹聴(?)されて、ゲームセンターに行くみたいなノリで出撃したから、ヘンな攻撃だったという解釈で・・・よかったでしょうか?!でも、それにやられた少佐って・・・ああ、もういっぺん観るべし!
ミリアとマックスとの真昼の決闘は、勝手に勘違いしちゃうほどのまさに運命の糸で操られていた感じなんですねⅴああ、ロマンチックじゃないの~。

なんとなく流れも判るし、先入観もあるしで、いままでもずい分適当に観ていたかもしれません・・・トホホ。
御教授、ありがとうございました☆
by peppermint_y | 2008-06-02 17:00 | anime | Comments(8)