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マクロス本を読みに国立図書館へ~

帰ってきてTVをつけたら、速水もこみちくんのドラマが。
普段、日本のドラマは殆ど見ないのですが、もこみちくんの髪が長くてもっさりしていて、しかも顔が小さいからなおさらもっさりしていて、
それで艇庫のシャッターに立ったところを見て、
『輝を実写にしたらこんな感じかなー・・・』
って思っちゃったんです。もこみちくんの方がすらりとしているかな。
前々から、顔だけで言ったら輝の実写版はもこみちくんとか妻夫木くんとかNEWSの山下くんとかあまり特徴のないハンサムっぽいかなって思って。
しかもボート用語だと思うのですが、なんとかスカル・・・って言ってましたよ!
例のスカル小隊と同じスカル??
それに見ていたら、なんとロケ場所が私にとって、とーってもゆかりの深いところなのだった!
来週もみてしまうかも・・・。

さて、関係のない話が長くなってしまいましたが。
前々から読んでみたかったマクロス本を読みに国立図書館へ行って来ました~。
「僕たちの好きな超時空要塞マクロス」「愛・おぼえていますか 絵コンテ&ストーリー」です。
当時作られたものと、私がすっかりマクロスから離れていた頃に出版されたもの。
どちらも廃版のようですので、古本を探すことになりますが、オークションなどで出品されていてもこの二つは結構高くて、躊躇してしまっていました。

じゃ、まずタダで読んでみるか~っと初めて国立図書館へ。
初めて降りる永田町。働く女性の服装からして違うものがあるような気がしました。
今年初めてのセミの声を聞きながら駅下車4、5分を歩いて国立図書館へ到着。
独特の雰囲気がありますね。市の図書館とも全然違う。でも子供が入れないので静かだし、検索も簡単にできるので快適でした。
周りはおじさんたちが資料広げて頑張っているのに、のんきにマンガ読んでるのは私ぐらい。。。

さてさて・・・中身はというとまず、
「愛・おぼえていますか 絵コンテ&ストーリー」
当時立ち読みぐらいはしていたと思うのですが・・・中身は思っていたものとちょっと違いました。
すべて実際の作業に使われた絵コンテの一部(”電話帳並”の)なのかなと思っていたのですが、その中から読みやすいように抜粋されたものでした。
本書と出来上がった映画とは実際には多少違うよ、というあとがきがありますが、殆どと言ったいいくらい、同じようなものに編集されています。
こういう意図があったんだー、という発見をしたかったのですが、その点は少し期待はずれでした。
でも、絵コンテの段階から画面構成や演技までしっかり絵に表されていて、あらためて想像力ってすごいなーと思いました。
それに絵コンテ中にでてくる河森さんの描くミンメイや未沙が意外なことに上手くてとてもかわいかったのでびっくりでしたよー。あ、あとミリア。←やばいほど美人画でした!
幻のエンディングもここで初めて拝見。(”完全版”をみていないので・・・。)
”輝と未沙の手は重ねられている”“新婚らしい”二人!!うわ~、萌えー(笑)です。
(しかし、萌えっていい言葉なのに流行りすぎで古ささえ感じますね、いまや。)
ぜひぜひ当時見せていただきたかったです・・・。
とりあえずささーっと読み終わってしまいました。

それからもう一冊、
「僕たちの好きな~マクロス」
こちらももっとコラムや解説が多いものかと思っていましたが、TVストーリー全36話と関連ゲームをふり返るという内容が主でした。
登場人物の紹介のところ、ちょい役まで端から端までしっかり載っているのが(よっちゃんとか町崎君とか技術長官とか)なぜか可笑しかった。。。
あー、これを見てTVシリーズは全然記憶のないところ(もともと見逃したのか、忘れたのか?)が沢山あるな・・・とあらためてがっかりしました。
(柿崎の死に方って意外に悲しかったとか、クローディアが未沙にアドバイスしたりとか、ミンメイとクリスマス・キスするなー!とかとか・・・)
ホント、ビデオ借りるぞーー。
それから、一話毎に輝・ミンメイ・未沙の三角関係を分布図のようなグラフのようなもので接近度を表しているのですが、これがなかなか面白かったです。
3人の関係は「愛が流れる」までは割と自然ななりゆきで移り変わっていくのに対し、「マイ・アルバム」以降は強引な動きを見せます。もう28話以降はあらためてちょっとムリヤリですな・・・、サービス的には◎と思いますが。
また、萌えキャラの元祖、ミンメイをやたらクローズアップし、『今回のミンメイはこうこうだからたまらない!』ってコーナーがあるので、ミンメイファンは必見でしょう。

TVシリーズ、その当時のキャラクターで、同じストーリーで作画もちゃんとで今の技術でリメイクしてくれたらいいのになあ!

あと、メカなども“規格品のバルキリー”とかそういう感覚なかったですから、私にとっては新鮮な情報でした。
ゲームでは、この雑誌のサブタイトル通り、輝や未沙たちが蘇り活躍するそうなのですが、時を隔てたキャラクター紹介でみた彼らは、リアリティーを無視し、ややキャラクターデザインはかわっていました。しかもオリジナル萌えキャラ(一見シャミーみたいな髪型)が投入されているのは違和感があって残念ですが、今の消費者(ターゲット)を無視できないのは判るから仕方ないですね。
でも、やはり輝や未沙と会えると思うと、ゲームなんかやったことないのに、やってみたくなりましたよー。未沙に叱られてみたいー。

★「僕達の好きな超時空要塞マクロス」 ASIN: 4796637095
★「愛・おぼえていますか 絵コンテ&ストーリー」ISBN : 4-09-101564-6
by peppermint_y | 2006-07-16 17:00 | anime | Comments(4)
Commented by COW at 2006-07-17 05:09 x
国立国会図書館ってマクロス本があったんですね・・・(驚)
仕事でたびたび行ったことがありましたが。。(13年くらい前・・(^^;))
絵コンテ、東京にいるうちに見に行けばよかったなぁ・・・。
レビューありがとうございました(^^)
Commented by peppermint_y at 2006-07-22 01:21
わー、COWさん、こんにちは。
自分のところはそっちのけで(汗)、毎度のレス遅、失礼しました。

そうなんですよねー、国内発刊のものは殆ど収まっているのでこのような本も読めるんですよね。
国会図書館の資料ですが、ものによっては公共の図書館に取り寄せ可能なようです。確認はお近くの図書館に直接・・・とのことです。
おそらく艦内・・・おっと・・・館内での閲覧になるかと思います。
ぜひ見ていただいて感想を聞かせていただきたいところですがV

永田町出入りのお仕事人ってなんかステキ。。。
COWさんのお人柄をイメージすると、仕事中の“チラ見”はなさらないのでは・・・

(追伸・・・Partners、読ませていただいております。とくに1~2あたりの二人の会話がすごくふたりっぽくてまずそこにニヤニヤしながら。
もう一回ゆっくり読みたいので、また書き込みさせていただきますね。)
Commented by COW at 2006-07-24 04:29 x
ストーリー&絵コンテ、なんとうちのブログに遊びに来てくださってる方が
探してくださって、入手できました(^^)
久しぶりに読んでみました。キャプション読んでシーンの細かい意味合いなどが改めて分かって、なかなかよかったです☆

国会図書館へは本当に調べものを「させられに」行っていただけですが、
(入社してすぐだったです)、永田町の雰囲気って独特で田舎から上京したての私は圧倒されておりました(笑)

Partners丁寧に読んで下さってありがとうございます(*^^*)
1,2でニヤニヤしていただけて嬉しいです☆
またいつでもコメントいただければ大変嬉しいです。
お待ちしております♪
Commented by peppermint_y at 2006-07-25 02:08
cowさん
わーー、絵コンテ、入手できて良かったですね。
スゴ腕のよい読者さまがいらっしゃいますね。思いが果たせて私もうれしいです。
意外に小さい本ですよねー。それにもちょっとびっくりしたんですが、中身、コンテが映画画面そのままっぽいところなんか驚きました。
関連本はあまり目にしていないので、ミス・マクロスさんのコメント等で情報を得ていることが多いです。
こうしてみんなでマクロスを語っていると本当に20年前以上のことだったのかな、って不思議になってきます。

ほんとに永田町は東京の中でも、いや日本の中でも特有の雰囲気ありますよね。いろいろ渦巻いてるんでしょうねー。
それではまたのちほど♪
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