マクロス 主要キャラ ひとり語り(3)

<~愛・おぼえていますか~のリン・ミンメイ編>

ここまで、無知はヒトを助ける、を地で行くように好き放題に書き留めて、残す主要キャラ、ミンメイ。
あらためてミンメイを頭に浮かべると、
同じクラスだったけど、あまり仲良くならないうちに卒業して、数年後に街でばったり顔をあわせたクラスメート・・・みたいな・・・語るには気恥ずかしさっていうか。
それでも書きとめてみよう、って思うのは
「愛・おぼえていますか」が去年、久びさに自分の中でリフレインされたとき、大人になってミンメイが思っていたよりいい子に思えたからと、恋を失った女の子の心が判るかも、と思ったところ。
というわけで記憶の新しい「愛・おぼえていますが」のストーリーを辿りながらひとり語りしてみようと。

そうそう、この映画初めて見たのは、22年前の今頃ですー。

◆閉鎖空間

ぶりっ子も芸のうちなのかもしれませんが、ミンメイはもともとこういう女の子なのでしょう。
大人になってそういう人がいる事を理解できた気がします。

私のキオクが確かならば、ぶりっ子という言葉が定着した頃の作品です。

可愛い子は小さい頃から周囲に目をかけられるので、ヒガミが身につかない。
(本当に頭の悪い人はそれなりにイヤなヒトへ?)
そして育った家庭が中華料理屋。多くの他人が出入りする、”サービス業”を見て育ったなら、そういう素直な素質が増長されたのかな。お客さんも可愛らしい彼女に惜しみなく愛想を返してくれそうだし。また様々な人間を通して知らずに交際術も養ったのかもしれません。

誰から見ても可愛い女の子=アイドルを“やや無趣味”そうな輝が好きなのは当然のこと。
国際社会のマクロスにしてアジア系のアイドルですしね。

そして輝との初めての出会い・・・

『過密スケジュールはもうたくさん・・・これで一息つけるってこと。』

肩越しに笑顔を向けていきなり気を許したような発言。輝にかなり魅惑的?!

人懐っこさ、なのか・・・

『それよりなんとかしてぇ~』(笑)

あの~、輝以外の人に対してもこんな感じなのでしょうか??
少しは輝はミンメイのタイプだったのかなあ。
それにしても壁を作らずさらっと仲良くなれる性格がうらやましい。
普段はちやほやされて無意識に自信もあるのでしょう。アイドルの敵は芸能リポーター位?

輝に歌手になったいきさつを話す場面・・・
可愛いだけのようなミンメイにも、強く「歌手になりたい」というアーティスト志向が見えます。
最終的にこのへんがミンメイ・アタックの原動力になったのかも。

そしてドラマ、”泣きたい夜に”の話に移り・・・
「この間のキスシーン、演技?ウソ~!」なんていう輝のバカ素直な受けとめ方に対し、ミンメイはキスで答え・・・そして二人は心をつなげてしまいました。
ミンメイは男の人の優しさや親切にはとっても慣れてそうですが、このへんは輝の正直な性格がものをいうんでないかと。ミンメイを本気にさせたことでさらにその輝の魅力が増すような。

◆デート~ゼントラーディ捕虜

歪曲されたスクープで二人の恋は前途多難。でもまずは当人と会ってみよう!と・・・バーへ架けた誘い言葉はあくまでも軽そう。
しかし、いままで輝よりミンメイが主導権を持ち気味だったところも、輝の

『パーッと行きますか』

という男の子らしいリードした態度に

『うん!』

と純粋で嬉しそうな表情を。
このへんからミンメイ自身も輝への恋をはっきり自覚したのでは。
男を惑わしつつも、まだまだ純情さを感じます。

ミンメイがホテルに間違って入ろうとして、輝が止める場面。
照れ隠しか人のせいにしてるのが可愛い。

土星のデートで本当の開放感を味わった後、捕虜となり輝との離れ離れに・・・互いの死も考え、妄想が想いは募らせるばかりだったことは想像できる。
モテモテ(←思い切って死語)のミンメイも・・・うまく言えないけど・・・こういう大人の恋愛に発展しそうな相手は初めてだったんじゃないでしょうか?学校のクラスメイトなどとの恋愛ごっこみたいなものはあったけど(TVではみんな“お友達”にしていたけど、映画のミンメイはもう少しリアルな気がします)、初めて恋人として意識した輝。それがこんな状況だし、輝と同じく本当に心許せる相手は少ないし、かなりハマりそうですよね。
それでも命を奪われないと判ったときには、持ち前の愛想でブリタイらとも打ち解けたのかも?

◆表彰式~輝の部屋

お互いにもう会えないんじゃないかと思っていた二人がまさかの再会したとき。
・・・さみしさに耐えてた気持ちがあふれ出して、人目をはばからず輝を抱きしめ。
率直な無邪気な恋心に対し、当の輝は未沙の表情をうかがって。
ミンメイ、未沙にガンをつける!
・・・女性は比較的、浮気した男性を非難するより浮気相手の女性を憎むんだそうです。はい。
感性が豊かなミンメイはふたりになにかあったと一瞬にして悟ったでしょう。

みんなに愛されてきたミンメイは輝の愛があらぬ方向へ向いているのは誤りとしか思えない。
彼女なりにどうしたらいいのかと考えたと思うけど、とにかく即行動(デートの誘いもね)。
輝の部屋に出かけ、自分の思いをぶつけ・・・未沙に対してひるまなかったけれど、このとき恋する輝を前にして、さすがのミンメイも弱った表情を見せました。
輝の部屋に行ったのは、ミンメイは自分の魅力を知らなくないから取り返せる自信があったんだと思う、輝への気持ちは純粋であっても。
しかし、結果、ミンメイは今までにない心の傷を負ったのではないでしょうか・・・彼女の意図するどころか、輝はまず未沙に対し、言い訳をしたから。

『・・・誤解だなんて・・・』

自分を袖にして、未沙に言い訳する輝が信じられない、としかいい様がない。

◆展望台

”思い出の展望台で待つ”・・・彼女にはまだ期待があったから。(違うかな?)
足取りは想像できるようにしておくのです。(しつこい?)
艦内の広さなんてたかだかしれているから行くところもそんなにないのかもしれないけれど。
根底には純粋な恋だとは思っていますが。
案の定(?)、輝の足音。

『来てくれたのね』

(やっぱり勝ったわ・・・なんて感じで髪を掻き揚げてるし。)

こんな風に書くとイヤなひとっぽいのですが、若い女の子のうぬぼれは仕方なく、しかも、彼女の魅力は普通の女の子と一線を画しているのだからもっと仕方ないと思う。
悟りはじめているけれど、最後の悪あがき。甘え。支離滅裂。
そうでもしないと別れ、はすぐそこにやって来ていて、あきらめた瞬間に輝との関係は全て終わってしまう。そんな気持ち・・・かなあー。
でも輝本人のことをなじってはいないところは切ないなー。
輝の事を好きだったから(たとえ、会えない時間がいっそう盛り上がらせたとしても)、頬を叩いた輝の痛さが判るから自分の担うものに気づくことができた。
“気づいた”ミンメイはヒトが変わったように、大陸的な懐の深さを見せてオーラを広げていきます。

◆メインブリッジ~天使の絵の具

輝への想いと自分の使命、少しだけ心境の複雑さを見せながら、気丈に歌い終わった時に彼女は人間としてもアーティストとしても大きなものが備わって。

未沙の書いた歌詞を敬意を示すかのように高く上げ、未沙と無言で心を通い合す、

個人的妄想:
『ステキな歌詞でした。さすがです。』

『ううん、そんな・・・ミンメイさんの唄のおかげよ』

・・・いらぬセリフをつけてみました。
二人の笑顔ホントに美しいっす。

ミンメイの笑顔、余裕とやせがまんの複雑な笑顔でした。天使の絵の具へのカウントが少しだけ悲しげです。

「愛おぼえていますか」のミンメイはなんだかんだ結局スジの通った人だなって。
新しい性格設定のおかげか・・・TVでは復興最中、またもやひともんちゃくアリでしたが、この映画の3人にはそういうことは私はあまり想像できません。
当初の映画エンディングの絵コンテでも“新婚らしき二人”とあり、ミンメイも落ちぶれないようです。
そんなエピローグを置いておいても大団円を想像させる二人の理解を示しあう図。。。


うーん、輝とミンメイが一緒になっても結構うまく行ったのではないでしょうか。
輝が自然体だからわりと誰とでもうまくいくタイプなんじゃないかな、って気がするので。
(そしたら元も子もないか)
見た目もお似合いだし。けれど、輝は未沙と一緒にいたほうが自由で自分らしくいられると思う。ミンメイとは・・・ミンメイ自身意外なところでもなにかと影響力が強すぎるようですし。

ミンメイは10月10日生まれだそうですね。美人が多く、女優も多い天秤座。知性もあるといわれてます。血液型はO型かな、愛想がいいので。
未沙のとき、『育ちのよさ』を語りましたが、ミンメイこそ一般ピープルの育ち方ですので自分たちには近いところがあるんでしょうか。しかしなにぶん芸能人なので。
いつかミンメイも、恋に落ちて欲しい・・・いや、心配しなくても大丈夫だよね。相手は大物だろう。今となっては彼女にもぜひとも幸せな結婚をして欲しい、と思います。

話は飛びますが、最近何かのレビューを読んだんですけど、「愛・おぼえていますか」の歌詞は、未沙の心を反映してる【愛・おぼえていますか】なんですよね。
まあ、普通の歌謡曲をドッキングさせたものかと思っていましたー(単純)。しかも内容もウケ的にミンメイ側の歌かと思っていました。
作品中は「巨人の文字より複雑でよく分からないわ」といいつつ、ソッコーで未沙が完成させた歌詞。
なるほどー、そうかーと思いました。(今頃って感じ?)

で、それを読んだあと、あらためて映画のパンフレットに載っていた歌詞を読み返してみたんですが、
私が感じたのは、実質的な作品の主題歌としては、歌詞1番は未沙のこと、2番はミンメイのことを歌っているのかな、と読めたんです。そんな意図まではないかな。






20年ぶり??くらいの落書き。一応未沙です。未沙、コピーの裏でゴメン。しかもミンメイのコーナーに。
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Commented by バル at 2006-08-06 01:57 x
ぺっぱーみんとさん、コンバンハ。
MISS MACROSS様のほうでお世話なってますバルです。
たまにこちらも覗いていたんですが、気になる記事(笑)なので初コメントさせて頂きます。

じつは(秘密じゃないですけど)自分はミンメイ派の人ですが、、、
当時ヤキモキした三角関係の結末も、今となってはあれでOKっす!
輝ファンには申し訳ないですが、主人公と結ばれるだけがハッピーエンドじゃないと(笑)
「未練残して歌一筋」じゃなく、必ずぴったりな相手が現われると思います。
あ、でもやっぱりカイフンみたいな強引系に弱いのかな(?)

個人的に劇場版は「歌が大好きな少女」で、TV版は「歌っている自分が好きな少女」だと思ってます。
あと…前の記事で書かれた「僕たちの好きなマクロス」ですが…あのノリにはミンメイ派でも引きました(^^;)

突然押しかけての乱筆乱文、失礼しました。
それにしても、20年ぶりとは思えぬイラストですね!
ぜひぜひ、MISS MACROSSに投稿なされては?
Commented by peppermint_y at 2006-08-13 01:04
バルさんへ
へなちょこブログへコメントまでありがとうございます!!
返事遅くなりスミマセン。最近週一位しかパソを開けられず、あきられずにまた来ていただける事を願って。。。
MISS MACROSSさんではバルさんのするどい意見や想像力、知識の広さにいつも感心しています。これからもよろしくお願いします(^^)

ミンメイは大人になって好きになりました。劇場版の「歌が大好きな少女」(「歌っている自分が好きな少女」も!)いい表現ですね。TVのマイアルバム以降のミンメイの気持ちも判るような気がしてるんです。共感してる、なんて思われると恥ずかしいのですが。
女の子の弱さとか自分に素直なところがかわいいなと。
ミンメイのお相手は精神的に大人な人がいいと思うんですが、いかがでしょうか??
「僕たちの好きな・・・」あれはなかなか濃かったですね。ミンメイファンもそうお思いですか?!

イラスト、血迷った後が汚くすみません。投稿・・・「MISS・・」さんにはなにかで貢献できればと思っているのですが・・・。ミンメイも試してみたのですが明るさと髪型が難しかったですう。
by peppermint_y | 2006-07-29 17:00 | anime | Comments(2)