30周年。鑑賞「ドラえもん のび太と鉄人兵団」

少々前ですが「ガンダム(初代)」を観る気マンマンでツ〇ヤに行ったところ、悪評高き?オリジナル音声ではありませんなDVDしか置いていなかったため(ワビを入れるんだったらなぜリマスタリングでやらないんだろ?)、VHSを手に入れようと思ってたところ、どうやら「30thアニバーサリーコレクション」というDVDが良いらしいですね。

せっかくならファンのこだわりに迫ってみたい・・・。
また少し先になると思うけど観たらログしたいと思っています。

で、せっかくツタ〇に来たのだから無駄足、とキャンペーンのコーナーをチェックしました。
さすがは名作ばかり。軽く観れるのが良かったので「ドラえもん」作品をチョイス。

「ドラえもん」も映画化30周年だそうですね!
なんかガンダムの方がずっと後、と思ってたのが、ほぼ“タイ”だったとはキオクって(驚)

「ドラえもん」で意外な発見しましたよ!なーんて、いつものこじつけ脳か。
それもつかの間、感想はちょっとマジメくさくなってしまいました・・・。



『鉄人兵団・・・フーン』

“鉄人兵団”とは地球侵略をたくらむロボット社会。
象徴的な巨大ロボット・ジュド。こいつがドラえもんの道具を使って戦うんだと想像できる。

このジュド、のび太のせいとはいえ、空から落ちてくる・・・・・ん?

毎度のゲスト・キャラクターは珍しいヒロインである。
地球人狩りの調査員、美少女アンドロイド・リルル。
しずかちゃん入浴シーンを抑え?ヌード・シーンあり。リルルはティーンネイジからして、しずかちゃんよりもお色気度は上昇☝☝☝
(高学年男子は大丈夫?←余計なお世話)

そしてそして、スネ夫の自慢のラジコン・ロボットの名前が「ミクロス」

こ、これって・・・(笑)

86年に公開されている作品なのでちょうど流行りの“ロボット・アニメ”の影響であることは否めないと思いました。「宇宙開拓史」は“スター・ウォーズ”の流れだろうし、パクリというよりドラえもん映画ってその時代の空気を取り込み、低年齢層へ近づけるのがサービスって感じで。子供たちがのび太の活躍を自分のことみたく楽しめればいいんだからね。

それにしてもあの「ドラえもん」に、アノ作品が影響してると思うと、なぜか切なく、そしてウレシイ。
F先生も「ミンメイの歌」を聴いたのかしらん・・・。

さて、観終えて。

あえて「劇場版」で、こんな感じーー?

なんかずいぶん悲しいんですけど~。

ドラえもんのエピソードにはホロリと来るものがあるけど、これは友情とか愛情とか一言では言えない感じ。
内面的なメッセージが濃いように思います。
しかもターゲットよりかなり年寄りが観ても的を得られたかどうか。。。

「ドラえもん」の魅力はなんと言っても未来の便利道具ですよね。
敵に立ち向かったり、人を救うためにとんちを効かせて使いこなす場面が痛快なんだけど、今回は空気砲も不発に終わり、結局心をもって説得(しずかちゃんが大活躍v)している。

クライマックス近くでは、神の過ちとしてその世界が描かれており(神は野蛮な人間にあきれ、ロボットで理想を作ろうとしたが、人間と同じように堕落するという)、神を絶対としないと打ち出されているところは・・・神への親和性に対しての警告?

『神様だって失敗するんだよ。だからキミたちだって同じだよ』とF先生がほんわか言いそうな雰囲気ですけど・・・それだけでは終わらないって雰囲気。根心には「神頼みではもうやめて、自分を信じよう」とニューエイジと言われるようなメッセージがこめられているのかな、と思いました。

他にもこの映画が異色だな、と思うところは、ジュドのミサイルが爆発したとき、その破壊力に衝撃を受けたのび太としずかたちの表情はギャグ的な驚き方は一切なく、とてもシリアスに描かれいるし、また、人間と触れ、人間社会を見直したリルル(声優さんの声がキレイ!)が自分たちの間違いを悟り、自分が消えること判ってて祖国・メカトピアを破滅するという・・・・ロボットとはいえ、「友達」が消滅してしまう「ドラえもん」ってありなのだろうか?!

リルルの消滅した時のしずかちゃんの泣き叫ぶ声はマジに迫るものがあった。

「映画館を出るとき、子供たちはどんな顔してたんだろ・・・」と思っていたら、エンディングでリルルが飛びまわる姿(のび太の見た幻?)があって、少し救われましたけど・・・。

今回はずい分としずかちゃんがキーウーマンになっていて、リルルも可愛いけど、ヒロインはやっぱりしずかちゃんなんだなーって思いました。
「ときどき理屈に合わないことをするのが人間なのよ」なんて。
さすがのび太の嫁になる器の大きさ(笑)

実は途中で飽きるかなと思ったけど・・・失礼な考えでした。おなじみキャラと完全にトリップしてました。
でも予想はハズレ。軽くなかったですね~、また観るには覚悟がいる~。

ドラえもんの泣けるエピソードって、いつもとことん、ですよね(疲労)。

しかも最初はメカものらしい痛快映画だと思ってたし・・・メカのグレードは低いだろうなんてww


ツ〇ヤに傾倒しているわけじゃあございませんが、この“アニメ作品”がセレクトされているのには大いに納得しました。

私もかつてドラえもん映画は父と足を運び、父は同時上映の「怪物くん」で涙してた(笑)
今は亡くなった父が「鉄人兵団」を観たらば、どんな顔をしただろうと想像してみる。
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Commented by yamato at 2010-03-17 00:24 x
お久しぶりです、こんばんわ。
「ドラえもん のび太と鉄人兵団」懐かしいです。子供の頃にこの作品と「のび太の恐竜」「のび太の宇宙開拓史」が大好きでビデオテープがボロボロになるまで観ていたという思い出があります。ドラえもんはいつものび太達と大冒険をして僕らを楽しませるヒーローであるという思いがありましたがこの作品では人間とロボットとの悲しいストーリーがとても印象に残りました。思えば「人造人間キカイダー」や「サイボーグ009」といった作品をすんなり受け止められたのはこの作品の影響なのかもしれません。
Commented by yamato at 2010-03-17 00:25 x
続きです
キカイダーの主人公ジローのこんなセリフがあります。「おれは完全な良心回路を持ちたくは無い。おれは不完全な良心回路のままでいればそれだけ人間に近いことになるんだ。」というセリフが自分は心に残りました。善と悪という二つの心は人間にとっても不完全な物であると思います。また同じ良心回路を持つアンドロイドを倒してしまったキカイダーが涙を流すシーンもとても悲しかった。人間の心というものは果たしてロボットにも理解できるのか。たとえロボットでも心を持ち生きていれば人間でいられるのか。そういったことを今更ながらに考えました。中学ごろから自分はドラえもんという作品はヒーローというより先生という風に思うようになりました。確かに大冒険は素晴らしいですが作品ごとのキャラクターとの友情、出会いと別れ、思想、悲哀を自分はたくさんこの漫画から学んだように思います。
長くなりましたが季節の変わり目ですので風邪や花粉症にお気をつけてください。
Commented by peppermint_y at 2010-03-21 18:15
yamatoさん
おひさしぶりです~って更新ずい分滞っていたから(汗)
私も「恐竜」と「宇宙開拓史」好きですよ~ってやっぱりリアルタイムで見たからかな。「宇宙開拓史」、ジャイアンたちが野球で応戦する場面とかのび太があやとりを教える場面とか(のび太は将来、草食系男子だよね)、TVシリーズでは見れないキャラクターの“幅”が感じられて、映画館でとてもわくわくした覚えがあります。
「恐竜」も別れの映画でしたが、会いたければ会える、家族に似た状況が描かれていたので、ぜんぜん救われる。だからこそ、「鉄人兵団」が心に残っていう作品に選ばれた・・・心に残るように作られたのかもしれませんね・・・でも、また見るなら「宇宙開拓史」ですけど(笑)
「キカイダー」は、ブログで記事にしてきましたが(なのに今だ未読とはお恥ずかしいっww)、お仲間ですから空気感は通じるものはあるでしょうね。かねてからF先生の「SF短編集」を、読んでみたいなあ、と思っていて、シリーズものより踏み込んだ世界観が描かれているんじゃないかと思っているんですが。
花粉、大丈夫だけどこれって蓄積されるものらしいから、気をつけようかな、って思います☆
by peppermint_y | 2010-03-14 12:00 | comic | Comments(3)

昔のマンガやアニメに懐古中


by peppermint_y