「牧場の少女カトリ」の面影追って☆フィンランド旅行 その2

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現在のトゥルクの町並み

――『夢を見ているのではありませんね?――ああ!学校!』


・・・カトリの夢はトゥルクでひらく   



カトリが青春を過ごすであろう、トゥルクの街。1800年初頭まで都とされた土地であったそうです。
前に書いたのですがカトリの生きた時代を垣間見れそうな古い家屋の一部を移築した「ルオスタリンマキ野外手工芸博物館」というところがありまして、今年は修復期間に当たってしまいました。
ヘルシンキにも昔の建物が見られる「セウラサーリ野外博物館」というところがあるのですが、毎回開園しているスケジュールに合わなくて涙をのんでます(TT)

カトリの雇い主、ロッタ奥様がトゥルクに引っ越すことで、ペッカの兄・ビリヤミがお屋敷のだんな様になる話が転がり込んで来ます。ペッカはお屋敷のご主人の弟になるのです。チャンスを掴んだのはカトリだけではなかったようです。みんなに変化の時が来たのです。

――『生きていれば必ず会える、か』

カトリのトゥルク行きが決まり、ペッカがつぶやきます。さびしくない、期待の篭もったつぶやきです。

さて、カトリが家畜番をしているかたわら”最近は時間があるからこんなの作っている”という白樺の皮のカゴ。カトリがいくら頭が良いっていっても器用すぎー;;と思いながら見てましたけど、そんなカゴが例のヘルシンキの市場で売っていました。今もあるんですねえ~。

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それから!カトリがいつも背負っているリュックサックも!お土産ものでしょうけど(^^)

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――『アンネリさん、たくさんバターをつけてくれたわ』

ライッコラ屋敷から実家への帰り道をショット(moe♡)。

家畜番の毎日や、奉公先へ向かう歩く姿にもこのリュックが大活躍。病気で寝込むカトリに代わり、マルティが背負ったことも。このリュックは「カトリ」にとって労働の象徴です。
私もこのフィンランド旅行中、ナイロン・リュックを愛用。”地球の〇き方”など重量のあるガイドブックを持ち歩くにはこれが一番楽ってことに。現地ではスウェーデンのアウトドアメーカーのリュックが若い子連れのお母さんや学生さんに大人気。便利してるカンジでした。

首都ヘルシンキからトゥルクまで、列車で約二時間弱。
カトリたちの村がどの辺なのか知らないのですが、ヘルシンキから汽車で帰る際、ロッタやカトリが先に降り、トゥルクに住むロッタのお父さんは汽車に乗ったままだったので、ヘルシンキとトゥルクの間ぐらいでその内陸地かなあ、と勝手に想像しています。
列車の窓からたびたび田園風景を眺めることが出来ます。そびえたつ大きなサイロや麦などの畑。ペッカが藁で牛の寝床作ってたりするかもよ、と線路のごとく妄想はどこまでも続く・・・。

――『でも、どうしてだろう。こんなに不安な気持ちは初めてだわ。都会の生活だからかしら、いえ、そんなことじゃないわ。奥様も、奥様のお父様もお優しい方だから不安を感じるのはおかしいわ。でもなぜ・・・・』

フィンランドの交通は時間に正確です。ヨーロッパというと遅れるイメージがあるのですが(偏見??)、いままで、鉄道、バス、トラム、いずれも時間通りにきっちり出発・到着でした。まだ地下鉄にだけは乗ったことがないですが。
ちょっと驚くのが、バス・トラムは乗車料金をフェア精神に任せているということ。つまりタダ乗りもww
一瞬この辺も馴染もうかと思いましたが、異人の旅行客は目立つのでもし指摘でもされたら罰金、とニコニコ現金払いです(カードも使える!)。
まあ、この国ではイ〇〇アのように“お客さま”を呼びつけ、つまみ出したりする意地悪はしないと思われますが。


下は畑のように見えますが・・・

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実はリゾートホテルの敷地のわき、なのでした。おおらかだわあ。
宿泊客が優雅にジョギングなんかしているわけ。カトリたちの働く畑のイメージ重なったんで撮ってみる。

トゥルクのお城には昔からの民族に関わる色々なものが飾られており、当時の衣裳を見ることが出来ましたが、カトリのような民族衣裳で良いものが見られなかったのでヘルシンキのお土産やさんへ行くことに。
(密かに試着とかできないかと思ってたのですよ、フフッ;)
が、どうもそのお土産やさん様変わりしていたようでソレらしきお店がない・・・。仕方なくネットで探した画像ですが・・・

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モデルさんの・・・はさておき(笑)、カトリの着ているそれです。カトリのスカートの裾はちょっと短め。












「トゥルク城」
頑丈な石壁で塞がれたお城。駅からなんとか歩いていける距離。ここも人少なだった。大広間に私たちだけ。
と思ったら突然、真っ白な民族衣装を着ている係員?がいました。ちょっとびっくりしたけど、ちゃっかり一緒に写真を撮ってもらう。民族衣装に鼻ピアスの超美形のおねえちゃんと、『トゥルクはどう?好き?』とすっごく優しいおばさま。

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やはり地元の人も誇りに思っているのでしょうね。トゥルクの街は古都といわれるだけあって、古い建物の側を川が流れ、道は広々と整然としていて美しい。スウェーデンの影響も受けているそうだ。また、カトリじゃないけど、ヘルシンキに人の多さを感じます。とか言って日本なんか20倍の人間がいるんだからね・・・怖;;


「トゥルク大聖堂」
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フィンランドの教会はどこもこざっぱりとしていて、足を踏み入れるのにあまり抵抗がありません。
フィンランド最大の古城、トゥルク城で見たキリスト像は、北海道の木彫りグマにも共通する素朴~な感じで(言いすぎか?!しかもガイドブックとかにも載っちゃってますけど)どこの国でも出会ったことのないような親しみやすさがありました。デザインの方へ発展して行くルーツを垣間見たような気がしました。

――『神様・・・・!』

カトリは心配事があるとベットの脇でお祈りすることがあります。
ヘルシンキ大聖堂が象徴的であることからお分かりと思いますが、シンプル趣向な(?)プロテスタント派が多いそうです。カトリの家族は全員フィンランド人ですので、きっとそうでしょう。

e0048868_22575692.jpg 聖人オールスターズ。















気難し屋のイーネスに気遣いすることもあるけれど、ソフィア先生の車に乗せてもらったり(ソフィア先生の声は”キャンディ”と同じ!おてんば声ね;;)、新しい友達が出来たり、トゥルクで新たな生活を始めたカトリ。
8月にはマルティがトゥルクの中学へ入学してきます。
アウラ川のほとりで語り合いデートっていうのはどうでしょうvv
早く早くーー、カトリの元に来てーー♡♡
(マルティの声、再登場するごとにアムロに戻っていくような気がするww)


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いろいろと比べればスゴいものはないけれど、気負いなく落ち着いて観光できる街でした。
「シベリウス博物館」もありまして、コンサートも夏休みを外して週イチでやっているっていうんだから音楽好きさんにも良いところだと思います。



とりあえず前回に引き続き長いログとなりました。おつかれさまでした☆
少しは「カトリの希望の街」の風を感じていただけると幸いです。(っていうかスゴい少数派への語りかけだぞ;;トゥルクの魅力がお伝えできればということで)


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Commented by いろは at 2009-10-21 06:48 x
お帰りなさーい。
カトリ作品中の画像と合わせてあるのが面白いー
こうやって見ると、忠実に再現してるんだなーって分かりますねえ。
私はトゥルクはまだ行ったことなくて。
今回余裕があればと思ってたんですけどやっぱりもう2~3日ないと
体力不足のへなちょこにはキツいなと。

スウェーデンのメーカーというと狐のアレですね。
あ、私今回初めてトラムでの挟み撃ちチェックに遭遇しましたよー。
チケット買ってて良かったよー。チキンな正直者で良かったw
ホントにやってるんだとちょっと感動した。
Commented by 桜陰堂 at 2009-10-21 23:38 x
残念ながら、物語は知らないのですが、ぺぱみんさんの物語への愛着が凄く伝わってきて、心地よい記行文でした。
あまり知らない、フィンランドの雰囲気を感じる事ができました。
ありがとうございます。
フィンランドはプロテスタント系なんだ、と云う事はスカンジナビアはそうなのかな、大陸は概ねカトリックだと思ってた。
Commented by peppermint_y at 2009-10-22 22:49
☆いろはさん
その節は本当にありがとうございました!!(ス、スミマセン、逆になってww)ギリギリだったのに、幸先よく出発できましたvv
ターミナルの通路、やはり長かった。。。しかもすき間風が冷ゃ~。なぜあの構造?
>忠実に再現
私も場面を狙って撮ってきたわけではないのですが、あとでアニメ見てみて符号が多いのでびっくりしました。人が立ち止ってしまう風景というのは案外同じなのかもしれないですね。
いろはさんの体力不足wwwいつも行動的でちょっと信じられ・・・(笑)
10月は氷点下になりかねないので見習って早くチケット押さえようと思いました。オーロラ座席指定もズバリでした!チェックインも早かったので構えていたらササッと用意されちゃったんですが、横の方に見せてもらえました。同じ日本行きなのに通り道が違うなんて面白いですね。
タダ乗りチェック(゚Д゚;)朝方乗った際、魔が差すところだった(゚Д゚;)フィン人も全員ですよね??でないとこの国の見方が変わるなー;;

タリンに着いても目指すところがわかってたんで心強かったです。いやもう、感謝ですよ~~~vvで、マリメッコ、どぅ~裁くか決まりましたか??
Commented by peppermint_y at 2009-10-22 23:39
☆桜陰堂さん
こちらこそ、連日&カトリをご存知ないのに見てくださってありがとうございます!!
「熱」はしばらくおさまっていたのですが、場面UPするために見返してたら思わす盛り返しました。打ち切りの噂になったりと「名劇」でもウルトラ地味作品ですが、色眼鏡かけてんじゃないかと思うほど好きで。私の場合、違う視点で見てる気がしないでもないんですがwww
プロテスタント教会でホール?って思うほどシンプルなものがありました。スカンジナビアって「地球の歩き〇」によると、そーみたいですよ。おのれも含め、ソレに無頓着な日本人でも観光となると必ず”お寺回り”しますから面白いものですよねv(^o^)v
by peppermint_y | 2009-10-21 12:00 | comic | Comments(4)

昔のマンガやアニメに懐古中


by peppermint_y